「たからばこ」セッティングの方法 基本編 (01/07/02) |
まず最初に工具を用意しよう。 1:+プラスドライバー 2:ピンセット 3:カッターナイフ 4:ニッパー 5:ベーシックヤスリセット 6:ベーシックドリル刃セット 7:精密ピンバイスD 最低このぐらいは用意してね! | |
次にミニ四駆キットとそれぞれ必要なパーツを用意します。 今回の本体は「マックスブレイカーTRF」をチョイス! パーツは下記の物を用意しました。 1:アトミックチューンモーター×1 2:スーパーXシャーシ・FRPリヤ−ローラーステー×1 3:スーパーXシャーシ・FRPマルチ強化プレート×1 4:FRPマルチ補強プレートセット×1 5:ショートスタビローラーセット×1 6:丸穴ボールベアリング4個セット×1 7:単三ニカドバッテリー×1 8:スーパーXシャーシ用超速ギヤー×1 9:2mmロングビス・ロックナットセット×1 10:ミニ四駆ローラー用9mmボールベアリングセット ×3 安定よく速く走るには最低このぐらいのパーツは用意しよう。 | |
今回は安定性よりスピードを重視したセッティングにする為 ホイールとタイヤを「ダイナホークGX」の物に交換するぞ! 1:ホイール単品 230円×1 2:ゴムタイヤ単品 230円×1 | |
まず最初に、キットのなかのパーツが全部そろっているか良く見てね。 全部そろっているのを確認したら・・・さあ組み立て開始だ! まず各パーツを全部切り取ろう・・・パーツ数は少ないので、切り取ってしまっても大丈夫! 説明書を良く見れば必ず組み立てられるよ。 あわてないでゆっくりと、ニッパーで切り取って行こう。 切り取ったパーツが無くならないように、キットの上箱に入れておくと便利だよ。 | |
切り取ったパーツには必ずバリがあるから、このバリはカッターできれいに削り取ろう。 刃の進行方向に指などを持っていかないように、気を付けて削ってね。 削りカスが他の部品に着かないように気を付けて、カスはごみ箱にちゃんと捨てましょう。 | |
ホイールにタイヤを装着しましょう。 左のタイヤのように、すき間が開かないように気を付けて 右のタイヤのようにしっかりと装着しましょう。 | |
ここで「ワンポイント」 余分な部分を無くし、車体をなるべく軽くするための努力は しましょう。但し、やたらめった肉抜きなどすると、逆にシャーシやボディなどが弱くなる事があるので気を付けてね。 プロペラシャフトのギヤーの部分は、斜めにカットしましょう。 抵抗も少なくなるし、一石二鳥ってやつですね! 大事な駆動系の部分ですから、切り取りカスが残らないように 気を付けて下さい。 | |
ホイールに軸をさす時は、平らなところにタイヤを置いて真っ直ぐゆっくりと少しだけ差し込みましょう。 後でシャーシに差し込んだ時、両方からタイヤを押し込みますので、今はかるく片側のみ差し込んでおいて下さい。 | |
今回使用するギヤーは、高速性重視の為、キットには付いていないスーパーXシャーシ用・超速ギヤーを使用します。 受けてのギヤーを間違えないように、ゆびが指すギヤーを使用して下さい。 | |
さあタイヤをセットしましょう。 軸受けのところに「丸穴ボールベアリング」をセットしてタイヤの軸を差込みましょう。 差し込んだら反対側にタイヤを差し込んで、両方から均等な 力で押し込みましょう。 | |
タイヤのセットが終わったら、各ギヤーの部分にグリスを着けます。 この時点では、多めにグリスを着けておいて下さい。 (後で余分なグリスは拭き取ります。) | |
セットが終わったらギヤー関係のならしをしましょう。 ならしは古いモーターなどを使って、30分ほど回してみましょう。 最初の時よりギヤーの回る音が静かになったら成功です。 ならしが終わったらギヤーふたを開けて、余分なグリスを綿棒などで拭き取りましょう。 その後はタミヤオイルスプレーを吹き付ければOKです。 グリスでもOKだよ。 | |
今度はモーターのブレイクインです。 新しいモーターでは100パーセントの力が出ません。 その為に少し使った様な状態にしてやります。 ブレイクインはその為に必要なのです。 まず超速ギヤーを外して、モーターが空回りするようにします。 電池を正常な位置にセットして15分回します。 | |
今度は電池を反対にセットします。 この時、無理矢理に電池を入れないように気を付けて下さい。 無理矢理入れるとシャーシ等が壊れるおそれがあります。 軽く差し込むだけで十分です。 これによってモーターが反対回りなります。そして15分回します。 これを3回続けてやって下さい。 (これによってモーターに付いている2本のブラシを均等に削る事ができます) | |
これでシャーシの部分はおしまいです。さあ今度はサイドローラーのセッティングです。 | |
まず買っておいたFRPマルチ補強プレートセットを二つに切りましょう。これはカッターのこを使えば簡単に切る事ができます。 切り口はヤスリで丸くしておきましょう。けがをしない為と、この方がカッコイイモンね! | |
ローラーの幅はタミヤ規定で105mm以内と決まっています。しかし、走行時のローラー位置は、壁に近ければ近いほど安定して走りますので、これを考えると規定ギリギリまでローラーを持ってきた方が有利となります。 そこで、先に半分に切ったプレートを利用して、FRPリヤ−ローラーステーやFRPマルチ強化プレートを延長する事にします。 穴の位置が一部合わないので、そこは2mmのピンバイスで穴を開けます。 | |
フロントの出来上がりは左の写真のようになります。 写真のようにショートスタビローラーに9mmボールベアリングを付けてセットします。 | |
ここで「ワンポイント」 ショートスタビローラーに9mmボールベアリングを付けて装着する時は、FRPに装着する前に通常のナットで先に止めてから装着して下さい。FRPに着ける時のナットは2mmロングビス・ロックナットセットのロックナットを使いましょう。これは走行時に外れるなんて言うトラブルを回避してくれる優れものパーツの一つです。 | |
リヤーのセッティングは写真のようになります。 2mmロングビス・ロックナットセットのロングビス2本とスペーサー数個を使用します。 | |
ここのセッティングは非情に難しく、コースによってローラーの位置を変えなければなりません。 通常は30mmのビスを下から差し込みますので、順番的には下から9mmボールベアリング・6mmスペーサー・FRP・5mmスペーサー2個・9mmボールベアリング・ロックナットとなります。 | |
先に言ったように、コースによってベアリングの位置は微妙に違ってきますので、これは経験を積んで学んで行く事が一番だと思います。 | |
写真のように出来上がれば完璧だ! ローラーの位置がタミヤ規定の枠内に収まっているかどうか、定規等で調べて下さい。枠内ならOKです! 「たからばこ」セッティングだと、ちょうど105mmのはずです! 長さは問題ないと思います。 | |
なぜ最初に「マックスブレイカーTRF」をチョイスしたのか? それは・・・TRFのボディだと初めから肉抜きしているので加工がいらず、しかも軽いと言う利点があるのです。 しかもボディは白なので、好きな色が塗りほうだいだ! 後ろのウイングは軽くする為に取っちゃって下さい。 飾って置く時に着ければ良いかな・・・ | |
見よ! 横に立てて見て、ちゃんと立つようだと合格です。 なぜって?・・・カーブなんかをまわる時は、90パーセントが壁を走っているような物なのです。 それを考えると、いかに壁を安定良く走り抜けるかが勝負になります。 タミヤ規定で、ローラーは6個までしか使用できませんから、左の写真の様になるのが一番と言う事になります。 | |
「たからばこ」セッティングを基本に、君の努力しだいでは 各大会での優勝をゲットする事も可能なのだ! | |